皆さん、こんにちは! シバケンこと柴田建一です。
2026年4月下旬、福岡の街もアイドルのコンサートなどイベントの盛り上がりとゴールデンウイーク直前の活気に満ち溢れた雰囲気の中、皆さんの心は「SNSの書き込み」で荒れ模様になっていませんか? 今は誰もが指先一つで世界中に言葉を発信できる時代。便利になった反面、医療機関に対する心ない誹謗中傷や、一方的な思い込みによる書き込みも増えています。
今日は、ネット上の悪意にどう向き合うべきか。 巷のITコンサルが言うような「きれいごと」ではない、シバケン流の「実戦的SNS防衛術」をお話しします。
題して、「SNS(しんぱい・ない・さ)! —— 書き込みは『スルー』が一番の特効薬」。……おっと、ちょっと古いミュージカル風になりましたが(笑)、中身は至って真面目です!
1. 法律は「易しく」なったが「安く」はない!——コスパの現実
まず、知っておいていただきたい「事実」があります。 最近、プロバイダ責任制限法の改正などによって、「発信者情報開示請求(誰が書いたか特定すること)」や「削除の仮処分」といった手続きは、以前に比べれば格段にやりやすくなりました。
これは事実です。でも、ここからがシバケン流の「現実論」です。
「手続きがやりやすくなった」=「すぐに、安く解決する」という意味ではありません!
開示請求をするには、弁護士費用や調査費用で数十万、場合によっては百万単位の費用がかかります。さらに、一つの書き込みが削除されるまで今でものべ2か月くらいはかかります。しかも、特定のアカウントとその書き込みだけです。
経済工学を学んだ私から言わせれば、これは非常に「コスパ(費用対効果)」が悪い投資です。 「100万円かけて、ようやく犯人が分かった。でも相手は支払い能力のない無職の人間だった……」なんて話、警察官時代に何度も見てきました。
これこそまさに、「費用(ひよう)」をかけすぎて、心が「冷(ひ)よう(冷えよう)」としてしまう……笑えませんよね。
法律を武器にするのは、あくまで「最後の手」です。 その前に、もっと賢く、もっとタフに立ち回る術を身につけましょう。
2. 一般ユーザーの目は「節穴(ふしあな)」ではない
どこの病院も、GoogleマップのクチコミやSNSでの悪意ある書き込みには頭を抱えています。 「受付の態度が最悪だった」「診察が適当だった」……。 一度書かれると、まるで世界中の人がそれを信じてしまうような錯覚に陥りますよね。
でも、安心してください。 今の一般ユーザーは、皆さんが思っている以上に「ネットのリテラシー」が高いです。
あまりに一方的で感情的な書き込み、支離滅裂な誹謗中傷を読んだとき、普通の人はこう思います。 「あぁ、これはいわゆる『ヤバい人』が書いてるな」 「この書き方、この人の方に問題があるんじゃないか?」
不自然な低評価ばかりが並んでいるなら別ですが、普段から誠実に地域医療に取り組んでいる病院なら、一つの悪意ある投稿で信頼がゼロになることはありません。
むしろ、その書き込みに対して病院側がムキになって反論したり、過剰に平身低頭な謝罪をしたりすると、「おや? この病院、何か後ろめたいことがあるのか?」とかえって不信感を買うこともあるんです。
「書き込み(かきこみ)」に振り回されて、本来の「活気(かっき)」を失うことこそ、相手の思うツボですよ!
3. 反応すれば相手は「大喜び」——火に油を注ぐな!
なぜ、彼らはわざわざ悪意ある書き込みをするのか? それは、「自分の存在に気づいてほしい」「相手をコントロールしたい」という歪んだ承認欲求や支配欲があるからです。
そこに皆さんが丁寧に返信したり、説明したり、ましてや謝罪したりすればどうなるか。 書き込んだ人間も、その周りで見物している野次馬たちも、「よし、反応があったぞ!」「もっと叩けばもっと面白い反応が返ってくるぞ!」と大喜びして、輪をかけて攻撃を強めてきます。
これを警察官の視点で見れば、「犯人に餌を与えている」のと同じです。 相手は、あなたの反応という「報酬」を糧に、さらにモンスター化していきます。
SNSの世界では、「無視(スルー)」こそが最大の攻撃なんです。 関心を示さない。反応を返さない。 相手に「ここは叩いても響かない、面白くない場所だ」と思わせることが、一番の自衛策になります。
「反応(はんのう)」せずに、「堪能(たんのう)」できる自分の時間を大切にしましょう。ダジャレのキレ、戻ってきましたか?(笑)
4. 「戦うべき時」と「スルーすべき時」の境界線
とはいえ、何でもかんでも無視すればいいというわけではありません。 37年の警察生活で培った「現場の目」で、私は以下の基準で対応を判断することをお勧めしています。
【即座に対策を検討すべきケース(戦う時)】
- 犯罪性が極めて高い: 「爆破する」「殺す」といった脅迫や、具体的な偽計業務妨害にあたるもの。
- 被害が甚大かつ具体的: その書き込みのせいで予約のキャンセルが相次ぐなど、経営に直結する明らかな被害が出ている場合。
- どうしても許容できない個人のプライバシー侵害: スタッフ個人を特定し、私生活を攻撃するような卑劣なもの。
これらは、警察や弁護士と連携して、断固たる措置をとるべき案件です。 それ以外の「ただの悪口」や「一方的な文句」については、「あぁ、またハエが飛んでいるな」くらいの気持ちでスルーするのが一番です。
一つひとつの書き込みに一喜一憂していては、皆さんの大切な精神力が持ちません。 皆さんのエネルギーは、目の前の「本当に助けを必要としている患者さん」のために使うべきなんです。
5. シバケン流・「振り回されない」ための個別指導
「そうは言っても、やっぱり気になってしまう……」 「この書き込み、放置しておいて本当に大丈夫だろうか?」
そう不安になるのは当然です。病院という組織を守る立場にあれば、なおさらです。 だからこそ、私のような専門家がいるんです。
私は「福岡医療カスハラ研究所」の所長として、これまで数多くのトラブル解決に携わってきました。 SNSの書き込み一つとっても、 「これは放置でOK」 「これはこのタイミングで、この文面で一回だけ返信して、あとは沈黙しましょう」 「これは証拠を保全して、法的手段の準備に入りましょう」 というように、個別の内容や皆さんの意向に応じた、具体的で血の通った指導助言を行っています。
官公庁やマスコミの用語のような「さもありまんな」理屈ではありません。 警察官時代の「犯人心理」と、今の「ネット社会の行動原理」を掛け合わせた、シバケンにしかできないアドバイスです。
結びに代えて:皆さんの「笑顔」が最大の防御です
医療機関の皆さん。 SNSの書き込みに振り回されて、現場の空気がピリピリしてしまうことこそが、患者さんにとって一番のマイナスです。
悪意ある書き込みをする人間は、皆さんの「困った顔」や「焦った顔」が見たいんです。 だったら、その逆を行きましょう。 皆さんが毅然として、明るく、いつも通りの素晴らしい医療を提供し続けること。 その「笑顔」と「誠実な仕事」こそが、どんな法的手段よりも強力な、SNSへの対抗策になります。
63歳の私ですが、ベンチプレス135kgで鍛えたのは筋肉だけではありません(いつもこれを締めで使ってますが、決して自慢しているのではなく締めの言葉が見つからずいつも同じにいつの間になってしまったのです)。 こうした理不尽な攻撃から皆さんを守るための「心の筋肉(鋼のメンタル)」もバキバキに仕上がっています!
ネットの書き込みで夜も眠れないほど悩んでいるなら、まずは私に吐き出してください。 「SNS(しんぱい・ない・さ)」! 一緒に解決の道を探り、本来の「安心・安全」な現場を取り戻しましょう。
「福岡医療カスハラ研究所」のシバケンは、いつでも皆さんの味方です。 「投稿(とうこう)」に負けずに、「登校(とうこう)」……じゃなくて、元気に「出勤(しゅっきん)」しましょうね!
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。 シバケンでした!
