皆さま、こんにちは。事案分析と解決の設計士、シバケンこと柴田建一です。
2026年も5月ゴールデンウイーク真っただ中で、なんとなくののどかな雰囲気が心地いいものです。日差しも強くなってきて福岡の街には日増しに夏の気配が濃くなってまいりましたね。人生の第4クォーターを歩む63歳の私ですが、この初夏の力強い日差しを受け、今日も地域の医療安全を支える「司令塔」として、現場の皆さまと共に知略を巡らせております。
本日は、クリニックや病院を執拗に狙う「不当な契約・悪徳業者」への対抗策について、私が実際に司令官として立ち向かった生々しい事案をもとに、その撃退戦略を整理してお伝えします。
【1】なぜ「多忙なクリニック」こそが狙い撃ちにされるのか
悪徳業者が医療機関をターゲットにする理由は、極めてシンプルかつ狡猾です。
彼らは病院経営の安定性に目をつけ、確実に入金が見込める「優良な債権先」としてリストアップしています。しかし、彼らが真に突こうとしているのは、医療現場の「善意と多忙」という隙間です。
医療の最前線は、常に一分一秒を争う現場です。院長先生や事務部門の皆さまは、本来の診療や運営に全力を注ぎたい。そこに付け込み、彼らは執拗な電話攻撃を仕掛けます。 「煩わしい」「これ以上業務を妨害されたくない」「数万円で平穏が買えるなら、もう払ってしまおう」 こうした、多忙ゆえに生まれる「早期解決への誘惑」を、彼らは計算ずくで利用しているのです。
【2】実録:嫌がらせの心理戦とその「裏側」
私がこれまで解決の設計に携わってきた事案でも、業者の手口は「心理的揺さぶり」に特化しています。
1.診療時間を狙った執拗な電話 ・患者対応が重なる時間帯を狙い、何度も電話をかけてきます。窓口のラインを塞ぐことで、正常な判断力を奪い、「早く電話を切りたい」と思わせるのが彼らの常套手段です。
2.「心理的圧迫」としての派手な催告状 ・目を見張るような派手な封筒、仰々しい文字で書かれた「最後通告」。これらを送りつけることで、受け取った側に焦りや羞恥心を植え付けます。
相談を受けたある病院では、精神的に追い詰められ、すでに数十万円を支払ってしまっていました。しかし、断言します。一度でも安易な支払いに応じることは、次の「カモリスト」への登録を意味します。 彼らは「あそこは押せば払う」という情報を、業者間の横の連携で瞬く間に共有しているのです。
【3】設計士シバケンが授ける、契約を「無効」にするための法的知略
相手が「形式上、契約は成立している」「事業者間だからクーリングオフは効かない」と盾を突いてくるなら、こちらは民法の根本原則をパズルのように組み合わせ、その盾を粉砕します。
1.契約意志の不存在による無効 ・形式上のサインがあっても、強引な勧誘により内容に重大な誤解があり、真実その内容を承諾する意思がなかったことを主張します。
2.公序良俗違反(民法第90条) ・契約の経緯、手段、内容があまりに社会通念に反し、不当である場合、その契約そのものが公の秩序に反し無効であると断じます。
3.信義則違反(民法第1条第2項) ・「互いに誠実に振る舞わなければならない」という法律の大原則です。不当な情報の非対称性を利用した一方的な勧誘は、権利の濫用として排斥します。
こうした法理に基づいた緻密な「理論武装」こそが、相手に「この相手は手強い、深追いすればこちらが痛手を負う」と悟らせ、戦意を喪失させる最短ルートなのです。
【4】トップの「覚悟」が組織を救う
悪徳業者との戦いにおいて、最大の武器は法的な知識だけではありません。それは、院長先生や部門長、経営層の皆さまの「最後まで対応し抜く」という揺るぎない覚悟です。
私が解決の設計図を描く際、対応には段階があります。 ・直接の理論武装:文書によって相手の主張を法的に解体し、諦めさせる。 ・公的機関の介入:警察などの影を適切に示し、業者に「引き際」を認識させる。 ・法的決着:弁護士を投入し、完全に完封する。
どの段階であっても、トップが「決して屈しない、逃げない、やり遂げる」という姿勢を鮮明にすること。これが現場のスタッフに「自分たちは組織に守られている」という安心感を与え、結果として不当な要求を根絶する力となります。
【5】その「利益」は、現場のスタッフと患者さまのために
私がこの活動を続けている根底には、一つの強い想いがあります。 悪徳業者に騙し取られる無駄なお金があるのなら、そのお金は、現場で必死に患者さまと向き合っている看護師や事務スタッフの皆さまの待遇改善に充てるべきです。より良い医療を提供するための設備投資に使うべきです。
医療現場の皆さまの尊い汗の結晶を、不当な手段でかすめ取らせてはなりません。それは、組織の誇りとガバナンスを守るための大切なステップです。
■結びに:ワンダフルな解決への道筋を、共に
「たかが営業トラブル」と一人で抱え込む必要はありません。 私自身、37年間の警察官人生の中で、署長をはじめ司令官として数々の「有事」を指揮し、先を見据えた対策を講じてきました。その経験と知略を、いま皆さまを守るために注ぎ込みます。
正しい知識と、最後まで貫き通す意志。この二つが揃ったとき、悪徳業者は必ず退散します。 福岡の医療現場が、不当な圧力に惑わされることなく、本来の輝りを取り戻すその日まで、私は皆さまの「事案分析と解決の設計士」として、全力で後ろ盾となり続けます。
【ご相談・お問い合わせ】 「執拗な催告状が届いて困っている」「営業電話を根絶するための組織体制を整えたい」など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。 具体的なケースでお困りの方は、「柴田ガバナンス研究所」公式ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡をお待ちしております。元警察署長としての実戦的な知見を、皆さまの現場のために全力を尽くして活用させていただきます。
事案分析と解決の設計士 柴田 建一(シバケン)
